家の収納量を増やしたいと考えた場合、クローゼットリフォームは有効な方法です。
ただし家族や家の構造によって適切なリフォーム方法は異なります。
そこで今回はクローゼットリフォームの内容と注意点を紹介します。
□クローゼットで収納を増やすリフォームについて
クローゼットで収納を増やすリフォームには、
・棚の増設
・押入れからクローゼットへのリフォーム
・壁面クローゼットの新設
などの種類があります。
＊棚の増設
1つ目のリフォーム方法は、棚の増設です。
既にクローゼットが家にある方におすすめのリフォーム方法で、家族の収納物に合わせた棚を増設します。
これにより従来のクローゼットよりも、空間を有効活用できるようになります。
＊押入れをクローゼットにリフォーム
押入れはそもそも、和室の敷布団・掛布団を収納する目的でつくられたものです。
しかし布団を押入れに出し入れする方は少なくなっています。
もし押入れがデッドスペースになっている場合は、クローゼットにリフォームすることでより使いやすくなるでしょう。
押入れからリフォームする場合は、いったん中段や柱を取り除きます。
そのうえで内壁を貼り、クローゼット用のハンガーパイプや扉を付けて完成です。
＊壁面クローゼットの新設
クローゼットが部屋にない状態の場合、新たにクローゼットをつくる方法がおすすめです。
収納ボックスやハンガーラックでごちゃごちゃしている部屋も、クローゼットの新設ですっきりして見えるようになるかもしれません。
スペースに余裕のある家の場合は、クローゼットよりも広いウォークインクローゼットを新設してみても良いでしょう。
□クローゼットをリフォームする際の注意点とは？
このように様々な方法があるクローゼットのリフォーム方法ですが、共通して気を付けていただきたい点が2点あります。
1つ目はカビと結露の対策です。
収納スペースはクローゼットに限らず、湿気がこもりやすい傾向にあります。
あらかじめ壁材や扉材に、カビや結露防止の対策を講じておくと安心でしょう。
2つ目は奥行きです。
クローゼットは広ければ広いだけ良いように感じますが、奥行きがありすぎると中の物が取りづらく、使いにくくなってしまいます。
デッドスペースを作らないためにも、適切な奥行きを考えましょう。
□まとめ
クローゼットをリフォームすることで、既にクローゼットがある方でもない方でも、今以上に効率的に家の物を収納できるようになります。
カビや結露の対策と奥行きに注意しつつ、家族に合わせたクローゼットをつくってみてください。
